Physical Address
304 North Cardinal St.
Dorchester Center, MA 02124
Physical Address
304 North Cardinal St.
Dorchester Center, MA 02124
スマートフォンで撮影した手術標本の画像をAIが解析することで、術中30分以上の待機時間なく、肺腺がんの病理学的浸潤性を高精度で診断できることが示されました。凍結切片検査を大きく上回る成績です。
臨床病期IA肺腺がんの治療では、区域切除か肺葉切除かの選択が極めて重要な課題です。この決定は、がんが肺胞構造に浸潤しているかどうか(病理学的浸潤度)によって左右されます。従来、術中に確認する場合は凍結切片検査が用いられてきましたが、検査結果が得られるまで30分以上を要するという課題がありました。
本研究では、スマートフォンで撮影した手術標本画像にディープラーニングを適用し、この診断時間を抜本的に短縮できるかを検証しました。
SuRImageと名付けられたAIモデルは、中国の3つの医療機関から募集した1,727例の患者データを用いて開発・検証されました。主な成績は以下の通りです:
SuRImageは以下の点で臨床実践に大きな貢献が期待されます:
本研究は高い証拠レベルを持つ前向き多施設研究ですが、いくつかの考慮すべき点があります:
Original paper: Deep learning model for pathological invasiveness prediction using smartphone-based surgical resection images in clinical stage IA lung adenocarcinoma (SuRImage): a prospective, multicentric, diagnostic study. — The Lancet. Digital health. 10.1016/j.landig.2025.100965